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ミニッツトレード

 金曜日は、SQ日でしたが、SQの日の寄り付きは、各業者の裁定取引やオプションのポジションとあいまって、先物と現物との価格にかい離が生じるケースがあります。今回の場合ですと、先物は、10,030円で寄り付きSQ値とは100円程度かい離しています。
 このような事が起きる可能性が高くなるのは、
①SQの週に、日経平均株価がオプションの権利行使価格をブレイクするか、権利行使価格に接近すること。
②前回のSQから。今回のSQの間に、①の権利行使価格をはさんだような動きをしていないこと
③①の権利行使価格のオプションの建て玉が相当数あること
などなど
こういった、条件がそろった場合です。オプションのデルタヘッジの影響が大きいと考えています。
 今回の場合ですと、10,000円に日経が接近し、前回のSQから今回のSQの週までに10,000円を超える場面はありませんでしたから、10000コールの売り方は、デルタヘッジ(今回の場合は先物の買い)を入れている可能性が高くなります。SQ日は、オプションが寄り付きの価格で清算されますので、ヘッジの先物をはずします。この結果、先物売りが膨らみますが、寄り付いた瞬間から、現物とのかい離が生じていれば、裁定取引等により価格差が急速に縮小します。この一瞬を狙います。価格差がでなくても、ほんの1分間程度の時間ですから損失はほとんど出ません。
 逆方向に、かい離しないかと心配かもしれませんが、条件がそろっていれば、逆方向へのかい離は皆無とは言いませんが、滅多にありません。オプションのショートをやればわかりますが、ポジションを決済せずに、デルタヘッジを行う場合は、ほぼ機械的に行います。ヘッジをはずすときも機械的です。
 私の場合は、日経平均寄与度の高い銘柄の板と寄り付き状況を見ながら、先物で売買(寄り付き買い)しますが、株の方でやることも可能です。株の場合だと、空売りして買い戻すことになりますが、株の場合は、呼び値をうまく利用してやることが必要です。
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オプション利用法

 オプションは、それだけで儲けようと思うと、それなりのテクニックが必要ですが、それとは別に、誰でも利用できる方法があります。
 それは、買うつもり投資です。
 この方法は、価格が××なら買うが、××以上なら買わないと、売買価格がはっきりしているときに使えます。
 私の場合ですと、USDJPYが90円ならドルを買ってもいいと思っていますし、それ以上なら買わないつもりです。そこでUSDJPYの90円プットショートをしています。
 権利行使日に、USDJPYが90円以上なら、オプション料が利益になります。90円以下なら、90円でUSDを買わされる事になりますが、先にオプション料を貰っていますので、その分を含めると、90円以下で買えたことになります。
 もちろん、USDを買わされた時点では含み損になっている可能性が高いのですが、考えようですが、90円で指値をしてUSDを買うよりかは必ず得をしていることになります。
 注意点は、一時的に90円を割り込んですぐに戻る場合です。この場合には、指値であればUSDを買えますfが、オプションでは買えないということです(オプション料は貰えます)。
 このへんは、オプション料貰えたからまあいいや!といったある程度の割り切りが必要です。ポジションを持っていない(持たされていない)=オプション料分必ず儲かっています。
 絶対にしてはいけないことは、持ってもいいと思っている数量以上のオプションは売らないことです。大きな損失を抱える危険があります。この辺の意思を徹底できないと思われる方は最初からオプションには手を出さない方が無難です。
 やってみるとわかるのですが、オプションの売り方は、こんなに簡単に儲かっていいの?というぐらい簡単に儲かります。しかし、やられるときはその何倍も簡単にやられます。
 いつも儲かっているからと安易に数量を増やせば、確実に樹海行きです(脅しではないです。ホントですよ)。

オプションストラテジー①

 私は、オプショントレーダーです。何故オプショントレーダーになったかは、投資スタイルや価格に対する考え方に起因します。
 市場で取引される価格が均衡点であり、売り方も買い方も基本的に間違っていないとすれば、現実はともかく、机上の計算では、長い期間取引を続ければ、勝敗は50-50で、手数料分の負けとなります。オプションも市場で取引されていますので、最終的には手数料分の負けになるようにも見えますが、オプションは少しだけ違うのです。
 私の基本的なオプションストラテジーは、コールとプットの売りです。例えば、日経平均が9,000円の時に、10,000円のコールと8,000円のプットを売るといった具合です。不安定とはいえ、9,000円を均衡点と考えている以上、10,000コールや8000プットを買うという考え方は基本的にしません(ヘッジ目的や証拠金に係わるテクニックとしてオプションを買うことはしばしばですが)。
 オプションでは、現時点の均衡点が9000円であるにもかかわらず、10,000コールと8,000円プットに値段があって、権利料を貰える訳です。9,000円という均衡点を維持してくれればまる儲けです。しかし、残念なことに、この均衡点は不安定ですので、場合によっては、10,000円を超えたり、8,000円を割ったりするわけです。もし、そのような事態になれば、権利料は定額なのに支払はどんどん増えていきます。この分のリスク料(保険料みたいなものです)がオプション料ということなります。
 このオプション料の価格ですが、だいたい想像はつくと思いますが、均衡点の不安定さの度合いによって定まります。不安定さの度合いを表す指標がボラタリティ(変動率)です。ボラタリティが高ければオプション料は高くなります。ボラタリティには大きく2つありまして、過去のデータから計算されたヒストリカルボラタrヒティ(HV)と現在の取引価格から逆算して求められるインプライドボラタリティ(IV)があります。
 基本的にIV>HVの関係にあります(IV<HVならオプションは間違っても売りません)。これの意味するところは、過去のボラタリティの範囲内で収まるのであれば、オプションの売り方はIVとHVの差の分だけ儲かることになります。保険会社で言えば、過去の死亡率等に保険会社の利益(IV-HV)を上乗せして保険料を決めているのと同じことです。
 もちろん過去の変動率の範囲内に収まる保証などどこにもありません。記録は常に塗り替えられるものです。だから、もし、最初に10,000コールと8,000プットを売った後、そのままにしておかなければならないのなら、怖くて手出しができません。
 しかし、ここがオプションの面白いところですが、もともと均衡点と権利行使価格(10,000とか8,000)の間には差がありますので、均衡点が権利行使価格に接近してくる過程で、ポジションを組み替えることが可能なのです。私がオプションをゲーム的と感じているのはこの部分です(株とかではやりようがありません)。
 揺れ動く均衡点に対して、柔軟にポジションを組み替える。これが私のオプションストラテジーです。逆の言い方をすれば、均衡点の変動に対してオプションは対応が可能と言うことです。オプションのポジションを均衡点の変動にあわせて組み替えることをMOS(モービング・オプション・ストラテジー)と呼んでいます。私が勝手につけた名前なので、本とかには載ってないです。
 あまりに長くなってきたので、MOSの事は、後日の記事で。

★★くれぐれも、安易にオプションの売りに手を出さないでください。均衡点からかなり離れたオプションを売っておけばほとんど勝てます。今から始めたとして、1年ぐらいは勝ち続けるかもしれません。しかし、2年後には、おそらく市場には残っていないでしょう。それぐらいオプションの売りは怖いものです。★★
 

オプションはシステムトレードを内包する

 オプションストラテジーの記事を書いてから、ずいぶん期間が空いてしまいましたが、そこで、書いたことは、現在の取引価格から算定される予想変動率(IV=インプライドボラタリティ)と過去のデータから計算される(過去)変動率(HV=ヒストリカルボラタリティ)との関係は、通常、IV>HV、であり、過去の変動率が将来も当て嵌まるのであれば、オプションの売り方は、IV-HVだけの利益を得ることができるということでした。

 感の言い方は、もう、お気づきと思いますが、過去のデータどおりに将来が動くと仮定すれば利益を得ることができる。これは、まさしくシステムトレードの論理構成です。
 すなわち、オプションの売り方は、IV>HVである限りにおいて、システムトレードを行っているのと同様の効果を得ることができます。これだけでは、ありません。オプションの売りは以下の3つの点において、システムトレードより優れています。
 1つ目は、自らが、今、行う取引が、過去のデータに対してどの程度有利であるかは、IVとHVを比較することで定量的に把握できます(システムトレードではわかりません)。
 2つ目は、通常IV>HVですから、システムトレードでいう、「このシステムは機能していない」などということもありません。取引をしているその時点時点では、常に機能しているといっていいでしょう。
 3つ目は、相場の変動に応じてポジションを組み替えることができる。日経225であれば、日経平均株価を対象にすることは同じでも、いろいろな権利行使価格を選べます。

 システムトレードの理論を信じるのであれば、オプションの売りは必勝投資法、まさしく完璧です。

 しかし、世の中そんなに甘くはありません。何度も書いてますが、過去のデータは過去のデータであって、将来についてなんら保証してくれません。
 相場の変動が激しくなってHVが上昇したらどうでしょう?HVが上昇する前に行った取引は不利な状況になっていることがわかると思います。
 HVが上昇した後の取引は、システムトレードでいうところの優位性があるかもしれませんが、HVの上昇がどこで止まるかはわかりません。また、HVの期間の取り方ででもHVの値は変わりますし。

 オプションの売りは、システムトレードよりは少し優れているという程度でしょう。
 しかし、上記の内、3つ目のことをうまく利用するれば、かなり高い勝率を得ることができます。このあたりのことは後日に書きます。
 

今日はドタバタ

 今日は、ドタバタやっています。10500のコールオオプションを売っていたので、必死で10750のコールにロールしています。
 ロールしたら、やっぱり下がりました。今日は寄り天ののような気がしていました。でも、仕方ありません。この手の作業は、ある種、機械的にやっておかないと後で痛い目にあいます。ロールに伴って40~50万のロスが発生しました。まだ、受取ったオプション料の方が多いですが、10750を11000にロールさせられたらマイナスになりそうです。
 今日、より天かな思ったのには理由があります(といっても論理的な根拠はなにもありません。ただ、よく当たると言うだけです)。いつも、夜間にSP500の先物と日経225先物の動きをチェックしています。夜間は、両先物は非常に連動性が高いのですが、上下動をしているうちにずれが生じます。SP500先物が上下してもとの価格に戻った時の日経先物の価格に注目です。当然ですが、下がっている時は弱く、上がっている時は強いです。これは、結構当たります(翌日の日経の動きにもよく当て嵌まります)。
 また、日経先物を見ながらのSP500先物のデイトレも結構使えます。SP500下げて(上げて)日経動かずであれば、買い(売り)です。これも結構良くあたります。デイトレは超苦手な私ですが、これだけは勝っていました。この手法は、ロングショート向きではありません。SP500を売買して、SP500が戻らずに日経が鞘寄せしてきたらロスカットです。
 なお、今は、これらを利用した売買はやっていません。というか、デイトレは、しんどいので辞めました。

SP500仕掛けてみました

 先日、少し記事にしたので、久しぶりにSP500先物を仕掛けて見ました。今日は日経は結構上がっていたのですが、SP500はマイナス圏でした。というわけで、SP500先物を、15時ごろに、1000ドルで1単位買ってみました。さてさて、どうなることやら。
 一応、コールオプション売りのヘッジも兼ねているので(ヘッジ目的の方が実は主なのですが)、明日の朝までは放置する予定です。
 ちなみにSP500先物は、ほぼ24時間取引できるので便利です。NYの株価が確定してから、日本時間の日中に取引できます。日経225の先物でしたら、シンガポールの日経225先物がお勧めです。たしか、松井証券などは、米国のグローベックスの日経225を取り扱っていたかと思いますが、夜間しか取引ができないので不便です。緊急用ですね。

機関投資家の立場で考えてみよう

 昨日は、予想通り、日経225先物の寄付きとSQ値が大きく(80円程度)乖離しました。半分、博打ではありますが、8月限10500コールの買いと9月の先物売りで利益を出すことができました。
 これは、以前、記事にしたように、株価が上昇(下落)して、オプションの権利行使価格をブレイクしてくると、少なからずデルタヘッジ(オプションの損失を先物でヘッジ)が入ることから、結構確率の高い博打です。今回の場合は、10,500をSQ週にブレイクしてきたので、10500のコールの売り方がデルタヘッジを行った可能性が高いと推測していました。

 ここまでは、以前の記事と同じ内容ですが、今回は、更に好条件がありました。

 では、ここで問題です。

 あなたは、日経225のインデックスファンドの運用を担当するファンドマネージャーです。現在、他のアジア諸国に対して出遅れている、日本株に注目した投資家から、ファンドの買い注文が大量に入っています。
 あなたは、ファンドマネージャーとしてできるだけ、インデックスに近い運用を行うことが義務付けられています。
 では、あなたは、どのような手法で、日本株(日経225銘柄)を買いますか?

 ヒント:できるだけスリップページを出さないことです。売り気配の値段で買うようなことをしたら、高値で買ったと批判されます。

 答えは、明日。

機関投資家の立場で考えてみよう

 昨日の解答です。

 買い気配値で指値して約定を待つ!というのは最悪の手段です。この方法をとりますと、一部約定して、一部約定しないと言う状況が当然起こります。約定した銘柄が下落して、約定しなかった銘柄が上昇したら最悪ですね。
 この方法をとるぐらいでしたら、売り気配を買いにいった方がずっといいです。少なくとも、その一瞬は、買値とインデックスは一致します。しかし、銘柄によっては値を飛ばしてしまうかもしれません。裁定取引解消の現物売りを誘発するかもしれません。ヘタをすると結構なスリップページになってしまいます。
 では、どうするのか。まず先物を買って、その後、現物に置き換えます。売り気配を買いにいってもいいですし、買い気配でじっと指値でもいいです。買い注文が大量に入っている場合は、売り気配を買いにいくことになるでしょう。売り気配を買うので、スリップページは出ますが、現物株買いの場合のように個別銘柄の値を飛ばしてしまうようなことにはなりません。裁定取引が入ってくれば、現物価格が上昇するのでスリップページは小さくなります。225先物というたった一つの板を見ながらゆっくりと買えばいいのです。
 そして、SQの日の寄付きで、買った先物分と同量の現物買いを行えば、先物を買ったときの値段で現物株に置き換えることができます(SQ値が高ければ、現物株の購入価格は高くなりますが、その分先物の方で利益がでます)。

 ここまでは、ただの知識です。これをどう利用するかは、また後日にでも。

ヒント:
あなたの先物買いに対して先物を売った人たちはどういう人か考えてみてください。

①単に先物を売って儲けようとしている人
②高くなった先物を売って、現物株を買う、いわゆる裁定取引をする人
③あなたと同様のインデックスファンドで先物を先に売っておいて、SQで現物を処分する人

などが考えられますが、
SQであなたの現物買いに対して、現物を売ってくるのは誰でしょう?
特に相場が上昇トレンドにある時は?
SQでの売り圧力と買い圧力どちらが強い?

さらに、SQ近くで、その方向への、権利行使価格ブレイクが重なれば相当確率は高いです。
(どんな取引を入れたかは昨日書いています。)


ヒントと言いながら、もう答え書いているようなもので、後日記事はやめます。




先物・オプションの最低限の知識は持っておこう①

 オプショントレーダーになって思うことですが、先物・オプションを知らずに現物株の取引をしていたころの事を思うと、恐ろしくなります。

 私は、オプション取引のことをゲーム的と言っていますが、現物市場での取引の感覚との比較で言うと、完全にゲームです。

 日経225先物の場合ですと、日経平均株価を対象とした(原資産)ゲームが横で行われていることになります。ゲームの規模が非常に小さければ問題はないのですが、困ったことに、先物市場の方が、現物市場よりはるかにレバレッジがききます。また、先日、記事にしたように、インデックス運用をする場合も、最初は、先物から入った方が取引がしやすい現状があります。

 このような状況下では、ゲームのはずの先物市場が主になり、現物市場が従になってしまいます。主な方の取引の仕組みを知らないで、従の側の市場で取引を行う。こんな危険なことはありません。株のこと何も知らないで売買をやっているに等しいです。

 SQの日の異常な株価。訳のわからない株の上げ下げ。もちろん、先物オプション市場の影響以外のものもありますが、先物オプションの影響のものもあります。(SQ当日の株価は典型例です)

 先物オプションの影響で相場が動く時は、ファンダメンタルやテクニカルなんて一切関係ありません。先物オプションの仕組み上、そのように動かざる得ないような状況が起こります(まさしくゲームです)。

 どのような事がおこるかは、徐々に記事にしていきます。

 

先物・オプションの最低限の知識は持っておこう②

 裁定取引

 裁定取引にも、いろいろとありますが、一番わかりやすいのが、現物と先物の価格差を利用した裁定取引です。

 先物の方が、高ければ、先物を売って対応する現物を買います(裁定買い)。先物の方が安ければその逆になります(裁定売り)。

 先物と現物の価格差を判定するにあたっては、金利や配当の分も計算にいれます。金利等を考慮にいれても十分に利益がでるのであれば、裁定取引の機会が生じます。どれくらいの価格差が生じれば裁定取引がおこなわれるのかは、各裁定業社ごとに資金調達コストが異なり一概には言えません。

 議論をややこしくしますが、価格差がなくても裁定取引が発生する場合もあります。仮に、先物を売って、現物株を買う裁定取引を行ったとすると、調達した株は、証拠金になったり、一部は貸し株として貸し出されます。この貸し株料が大きければ、価格差が小さくても裁定の機会が生じます。

 ここでの、問題は、裁定取引は、原則、金利裁定であることです。先物を売って、現物を買うことによって将来損益は確定します(価格差から生じる利益+(貸し株料)÷投入資金=利回り)。
 
 裁定業社は、この利回りを見て投資判断をしているだけですから、個別銘柄の業績だとか、テクニカル指標なんて全く関係がありません。
 「短期間で、株価がここまで上昇したから、もう、天井だろう。PBRの100倍まで買われている!PERは1000倍を超えている!・・・」
 全く関係ありません。先物と現物の価格差さえあれば、現物の価格水準がいくらであろうが取引が粛々と執行されるだけです。

 実際のところ、裁定取引が入ったかどうかはよくわかりませんが、先物と現物の価格差ぐらいは見ておいた方がいいでしょう(TOPIXとTOPIX先物、日経225と225先物など)。

 先物の方が、現物より高い状態で、さらに、先物が上の板を取りにいっているような時は、ほとんどの場合、裁定買いを誘発しています。このような状況では、相場全体が下げにくい状況にあり、空売りは非常に危険です。逆の場合の、買いもしかりです。

先物・オプションの最低限の知識は持っておこう③

 今日は、時間がないので、問題を1つ

 あなたは、権利行使価格10,000円の日経225プットオプションを売り建て(日経平均が10,000円より下がると、下回った分に比例して損失が膨らみます)ています。

 日経平均株価が、10,000円を割ってきました。

 プットオプションのポジションを維持したままで、そこから、日経平均が下がったとしても損失が膨らまない方法を考えてみてください。

先物・オプションの最低限の知識は持っておこう④

 昨日の問題の解答ですが、

 オプションのポジションを維持したままとなると、225先物を売ってヘッジをすることになります。

 ヘッジの先物売りの数量は、先物が1円下がった時のオプション料の増加分の率に対応して行われます。早い話が、微分するわけです。これは、デルタ(微分のδ)ヘッジと呼ばれます。権利行使価格から株価が下げれば下げるほどデルタ値は大きくなります。

 この際、微分式はどうでもいいです。重要なことは、このオプションの損失をヘッジするための先物売りが入りはじめると、自らの先物売りが裁定解消売りを誘発して、日経平均株価を押し下げます。日経平均が下がると、デルタ値が上昇し、更なるヘッジの先物売りを誘発します。下げが下げを呼ぶ展開です。

 このような状況下では、純粋にテクニカルに株価が下げてしまいます。ファンダメンタルだとかオシレーター指標とか全く関係のない世界での動きになるわけです。

 SQ近くでの、建て玉が膨らんだ。オプションの権利行使価格のブレイクには要注意です。一気に含み損が拡大することもしばしばあります。空売りを仕掛けるチャンでもあります。

 逆に、一旦、ヘッジが入ってしまった後に、株価が上昇に転じると、今度は、ヘッジの巻き戻しが起こります(株価上昇→デルタ値減少→先物買戻し)。
 買いから入るのでであれば、この瞬間が狙い目になります。

オプションの建玉数量が意味するもの

 火曜日の日経にこんな記事がありました。

 9000プットの建玉が増加しているので市場心理は弱気だそうです。これを書いた記者は、株価が下がって喜んでいるのかもしれませんが。

 どうしようもないですね。嘘を書くにも限度があります。先物やオプションでは、買った数量と売った数量は必ず同じです。ゼロサムゲームと呼ばれる所以です。

 9000プットを買った投資家は、弱気なのでしょうが、売った投資家もいるわけで、建玉の数量は投資家心理をを何もあらわしません。

 建玉が多い=強弱間が対立しているだけです。

 では、投資家心理を表すものは何かと言うと、オプション料(プレミア)です。

 日経平均株価が変わらなくても、投資家心理が弱気に傾けば、高い値段でもプットオプションを買うわけです。この、オプション料の水準を表す指数が、インプライドボラタリティです。恐怖指数などと呼ばれています。

 相場下落局面で、この指数が上昇するということは、投資家の心理が弱気に傾いている証左となります。

欠陥指数日経225

 昔から、不思議に思っていることがあります。

 日経225、TOPIXともに先物、及び、オプション市場があります。

 どちらの先物もそれなりの取引高があるのですが、何故かオプションに関しては、TOPIXの取引がほとんどありません。225オプションの取引高からすると不思議でなりません。

 個人的な推測ですが、TOPIXと日経225の大きな違いは、指数の算出方法にあります。TOPIXが加重平均型なのに対して日経は単純平均型です。

 このことは、指数を操縦する場合に大きな意味があります。値段が動きやすい銘柄は、多くの場合、浮動株の量が少ないのですが、このような株の株価を意図的に操作しても、TOPIXの場合は、浮動株数に応じて加重平均されますので大きな影響が出にくいですが、日経225の方は、浮動株の量は全く無視していますので、容易に操作ができてしまいます。

 短期的に市場価格をある程度コントロールできる機関投資家にとっては、価格を容易に操作できる日経225(225オプション)は非常に美味しいものなのかもしれません。

 指数計算方法の欠陥は過去から指摘され続けているのですが、一向に改善される気配がありません。変えると困るのでしょう。きっと。

 今日はメジャーSQですが、我々にできる、ささやかな抵抗は、操作される株(値嵩株)をピンポイント(SQ日寄付き)で狙うことでしょうか。


SQ間の値動き

 今月は、SQ間で結構値が動きました。

 12月のSQは9900円台、今月は10,800円程度で決着です。

 500円の幅を1レンジ(9500~10000、10000~10500など)とすると、通常のケースは、SQ間では 、同レンジ~1レンジの動きです。

 今月は、2レンジ動いたわけですが、2レンジ以上動く時にはある程度のパターンがあります。

 システムのシグナル状況と合わせて、記載しておこうと思います。私も含めたオプションの売り方への警告です。

先物オプション相場危険月
(-:通常月=動いても上下1レンジの可能性大 △:注意月=滅多に2レンジは動かない=動き出してもオプデョンの権利行使価格付近で抑えられる ○:危険月=動き出すと2レンジ動く可能性大 ◎:超危険月=オプションの売り方は慎重の上にも慎重に 注:メジャーSQの月は危険度が上がります)
1月 ○ 2月 △ 3月 △ 4月 ○ 5月 - 6月 △



1月 7日の株式システムトレードファンドのシグナル状況(開発中含)
(ST:ストラテジー TL:トレンドロング CL:カウンターロング BL:ブレイクアウトロング TS:トレンドショート CS:カウンターショート BS:ブレイクアウトショート ○:シグナル発生 の略)
     TL CL  BL TS  CS BS
ST1  ○  -  -  -  ○  -
ST2  -  -  -  -  -  -
ST3  -  -  -  -  -  -
ST4  -  -  -  -  -  -
ST5  -  ○  -  -  ○  -
ST6  -  -  -  -  -  -
ST7  -  -  -  -  -  -
ST8  -  -  -  -  -  -

システムは押し目買い継続といったところでしょうか。

インボラ上昇

 相場下落により、インボラが上昇してきました、インボラがもう少し上昇してくれば、コールの売りを検討したいところです。

 株価の下落により、一時的にコールの価格は下落しますが、インボラの上昇に伴って、価格が上昇します。そこが狙い目です。

 株価が更に下落すれば良し。仮に株価が回復してきても、株価上昇により、コールの価格は上昇しますが、インボラが低下してきますので、価格はあまり動きません。その間に時間価値が減少してきますので、非常に負けにくいオプション戦略になります。

 ただし、今日は、引け前から10,250円のプットに対する、デルタヘッジが入った感じがします。したがって、株価が10,250円を超えてくる局面では、デルタヘッジの買戻しが起きますので、10,500のコールを売る場合には注意が必要です。

 11,000コールぐらいが狙い目でしょうか。

ポジティブガンマ

 先週末は米国で雇用統計の発表がありました。

 統計内容の評価はともかくとして、先週末、欧米は復活祭でお休み。シカゴの日経先物市場は発表後数時間は開いていましたが、欧米の現物市場はあいておらず、時間的にも統計内容を織り込むには不足していたと思います。

 というわけで、今日は、引けか、夕場あたりでポジティブガンマのポジションをとってみようかと思っています。後場、日経が動いてしまえばポジションをとりませんが。

 ちなみに、ポジティブガンマが決まるときは痛快ですが、勝率は悪いです。

 博打と割り切って、当限の115Cを対象に仕掛けてみようかと思案中です。

ポジティブガンマ&ネガティブガンマ

 ポジティブガンマ、ネガティブガンマの事を、以前、記事にしたと思っていたのですが、思い違いだったようです。

 日経225オプションであれば、オプションの価格は日経225の値動きに連動します。日経平均が1円動いた時に、対象のオプション価格がどれほど変化するかを示すのが、デルタ(Δ)と呼ばれる数値です。対象のオプションのデルタが0.5であれば、日経平均が10円動けば、対象のオプション価格は5円動くというわけです。
 このデルタの部分で利益を得たいなら、何もオプションを利用しなくても先物を取引すれば事足ります(先物はデルタ1.0)。これではオプションをやる意味はあまりありません。

 そこで、相場の方向によって利益を得るのではなく、相場の変動幅の大小で利益を得る手法が、ポジティブガンマ、ネガティブガンマと言われる手法です。

 ポジティブガンマは相場が大きく動けば儲かるようなポジションです。上がるか下がるかといった方向は関係ありません。上下どちらかに大きく動けば儲かります。

 逆に、ネガティブ・ガンマは相場が動かなければ儲かります。

 とりあえずは、この程度の理解で問題ないと思います。
(両者は完全に対極にあるわけではないのですが、このへんになってくると実際に取引していないと難しいです。)

取引させないのなら証券業やめなさい!

 震災のあと、オプション取引の締め出しに遭っている。ひまわり証券をはじめ、多くの証券会社が証拠金以上の損失を出した投資家から資金を回収できず数十億円の損失を被った模様です。だからといって、オプション取引を停止するとは何事ですか!ボラタリティが低い間は、散々取引を煽っておいて・・・顧客無視も甚だしい限りです。
 破綻した投資家はリスク管理ができていなかったことは、言うまでもありませんが、証券会社もリスク管理ができていなかったというべきでしょう。リスク管理ができずに、顧客に迷惑をかけるぐらいなら、証券業やめてください。
 リスク管理ができていなかったつけを、リスク管理を適正に行っていた投資家に付け廻してもらっては困ります。取引できないということが、投資家にとって最もハイリスクであるということがわかっていません。
 もし、取引を停止するなら、証券会社の責任で取引できる他社を見つけてきて、ポジションを移行させる必要があるでしょう。当然、それに拘る費用は証券会社が負担すべきです。

 今週は、ホント疲れました。ポジションを移したら、また、取引停止、また、移行の繰り返しでした。移行の度に手数料だけが消えていきました。何故、私が手数料を払わなければいけないのか納得できません。リスク管理を怠ったのはあなたがたですよ!

 あれだけ、ボラタリティが上ったのに、ポジション移行に追われて、オプションをショートする最大のチャンスを逃してしまいました。

 悪い時には、悪いことが重なります。

 先日から運用しているEAですが、設定を変更した際にロット数を間違えて入力してしまったようです。今日の朝、見てみると破綻寸前です。1000通貨単位を10000通貨単位でやればすぐ破綻します。最悪。

 EAの報告は次回にします。
 
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saitodon

Author:saitodon
めざせ!投資生活へようこそ。
職業 会計士
年齢 40代
性別 男
居住地 関西
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