スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お詫びと訂正

 税金対策の件ですが、私の知識が古かったようで、訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。

 結構、議論になりましたので、もちは、餅屋に聞け!ということで、国税の友人に確認してきました。

 1番問題になるのは、昨日の記事の②の部分、損してるものを決済して、新たに同じポジションを建てる、いわゆるクロス取引の取扱いです。

 現状は、

 ①法人では、この取引による損出し、益出しとも明確に否定されている。→法人は争いがない。
 
 ②個人では、この取引について明確な規定は存在しない。解釈として、原則、認めるという立場をとっている。

 経緯は、

 以前、個人への課税で、バブル崩壊時に良く行われ、問題になったのが、ゴルフ会員権によるクロス取引(ゴルフ会員権を一度売却して損失を計上、所得税を減らし、改めて買い戻す)。

 これを税務署は認めないという見解であったため、現場ではクロス取引全般を否認してきたし、当時の書籍もそのような記述になっていると思われる。(→私の知識はこの時代のもの。お勉強不足ですいません)

 しかし、その後、判例が出て、「クロス取引を行ったとしても、その事が直ちに租税回避行為にあたるわけではない」ということになったので、所得税法には明確に記述されていないが、個人の場合、原則、クロス取引を認めるという立場をとっている。

 したがって、損が出ているポジションを決済すると同時に同じポジションを建てて税額の軽減を図ったとしても、租税回避行為ではなく、合理性のある取引と見るのが、現在の原則的な立場である。

 とのことでした。

 ここで、もう一つ突っ込んでみました。

 当初、両建てから入って、損の出ている方に対してクロス取引を行った場合は?

 (前置き:個別具体的な判断は、現場の調査官しだいなので、明確には回答はできないが・・・)

 税務当局は、クロス取引を快く思っているわけではない。税法で明確な決まりがない中で、過去に否認してきたのは、租税回避行為であると思っていたからである。それが、判例で、クロス取引は租税回避行為に当たらないとされたので、クロス取引が租税回避行為でないのであれば、認めるしかないというのが本音である。

 別の言い方をすれば、クロス取引そのものは租税回避行為でないにしても、他の部分で、租税回避行為と認定できるような事実があれば、否認するケースもあり得るということです。

 あくまでも、個人的見解だが、最初から両建で入るような不合理な取引を行っていれば、租税回避行為と認定されても仕方がないのではないですか。担当官しだいですが・・・。

 最終的には所轄の税務署と相談してください


 両建て+クロス取引の結論
 
 明確な、決まりはないので、個別の事案ごとに税務署で判断することになる。

 その際の、決め手は、租税回避行為とうつるかどうか。

 私の、個人的、見解としては、すでにあるポジションの損出しクロスは大いにやってOK。最初から両建てで入るのは、否認される恐れありといったところでしょうか。

 最後に、国税の友人から厳しい一言を頂戴致しました。

 納税者側にいかなる理由があるにせよ、国税側が租税回避行為であると判断すれば、否認できるし、否認しますよ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

色々とお聞きしたいのですが一点だけ

【①法人では、この取引による損出し、益出しとも明確に否定されている。】

とありますが、節税の為に法人化している専業のFXトレーダーが「年越し時の含み損益を全て申告しないといけないのが大変」と述べていました。

…となると両建てによる損出し、益出しの否定以前に実行した所でそもそも税金の繰越が出来ない事となります。

これだと否定する必要すらなく、誰もやらないと思うのです。

ひょっとしたら法人化してもFXだと含み損益の申告が義務付けられ、株や商品先物などはその義務が無いとかなのでしょうか?

それともFXの場合、法人化すると含み損益の申告義務が生じると言う情報そのものがガセだったのでしょうか?

お分かりでしたらお教え頂けると幸いです。

ポチ×3

No title

ねむゴンさん
おはようございます

株の場合は、決算期末に時価評価する必要がありません(売買目的で所有しているものを除く)。したがって、売買した時に損益を認識しますが、金融商品会計でクロス取引による損だし益だしを認めていませんので、税法もそれに歩み寄っています。
しかし、FXなどのデリバティブ取引については、決算時に、みなし売買処理(期末に反対売買を行ったものと仮定する)を行う必要があります(時価評価するのとほぼ同じ)ので、経理上は含み損益を抱えたまま翌期に持ち越すことができません。(実際にきちんとやっている会社は少ないです。)
すなわち、デリバティブ商品については、クロス取引による損だし益出しが認められるかどうかという議論はは、全く意味がありません。

No title

おはようございます。

>担当官しだい
>納税者側にいかなる理由があるにせよ

事前に税務署に相談したのに...が通じないって事ですよね。
困ったもんです。

きっと、この様なグレーな事って一杯あるのでしょうね。
節税をお仕事にする方は大変だぁ。

ポチっと

No title

逆に言えば、大した金額でもない(例えば税額で20万円程度)場合は、あやふやな判断で租税回避扱いはされないという感じでしょうか?

実は私も税務署員と話をしていますが、雰囲気は考えたくも無いゴミみたいな税額でも聞かれたら原則論を説かなくてはいけないんで聞くなという印象です。勿論、そんな事は言いませんけど。

租税回避の場合、想定の範囲を超えた異常な法形式を採る必要があり、両建ての片側決済が想定の範囲を超えているのかと異議申し立てをされると税務署としても面倒でしょう。

私の見解では租税裁定行為、つまり、合法的かつ想定内の範囲で選択の余地がある場合、納税者は自分に有利な選択肢を選ぶ行為に相当すると考えています。

ですから、私自身は投資手法としては両建て否定派ですから、このようなケースは無いにしろ、もし指摘されたら、租税裁定行為として異議申し立てはするつもりです。

ぽち3

No title

いや~、専門家に知り合いがいないと入手できない情報を教えていただきありがとうございました^^

勉強になりました♪
ぽち

No title

ふらら さん
事前に税務署に相談すれば一定の効力はあります。ただし、匿名で、税務相談室などに照会してもダメです。取引事実を明らかにした上で、所轄の税務署で相談しなければなりません。その際、相談日時、相談内容、相手の担当官の名前は記録しておいた方がいいです。
 事前に相談したからといって絶対大丈夫と言うわけではありません。担当官が間違った回答をする場合もありますし(税務職員のレベルは決して高くありません)、法令解釈が変わったりすることもあります。
 しかし、事前に相談しておけば、後で覆ったとしても、加算税等は賦課されません。本税だけで済みます。

masaruさん
租税回避行為そのものが違法行為です。いかに、個々の行為が合法であったとしても、全体としてスキームが租税回避目的であれば、違法行為になってしまいます。
最近、あった事例では、会社を2年たって潰して(2年間は非課税事業者でいられる)、新たに会社を設立することを繰り返して、消費税の課税を免れていたケースがあります。
会社を新たに作るのも、会社を清算するのも、新会社で、旧会社の営業を引き継ぐこともどれも違法な行為ではありません。設立後2年間非課税事業者でいられることも、消費税法で認められています。
しかし、このようなことを続けられたら、永久に消費税が課税できなくなる仕組みです。このような場合は、このような仕組み自体が租税回避行為で違法ということになります。
これは、税務署側の伝家の宝刀です。伝家の宝刀ですから最初からは使いません。個々の税法で対応できればそちらを使いますが、個々の税法で対応できない場合には、これを使います。
納税者側は、この宝刀を抜かせてはなりません。両建て取引であれば、両建てで入ったことの合理性を説明する必要があります。いいかえれば、説明できれば伝家の宝刀は抜けないわけです。
「クロス取引を行ったことで直ちに租税回避行為があったとは言えない」
直ちに言えないですから、クロス取引=租税回避目的には直結しない→間接的には租税回避行為になることはあるということです。
また、税務署のクロス取引の解釈は、個人の場合は、一定の経済合理性が認められるということのようです。逆に言えば、経済合理性を欠いてしまった場合は、認められない可能性大ということになります。

WINさん
いろいろと錯綜して申し訳ありませんでした。

No title

理解力不足ですみません

結局、法人化している場合、FXなどのデリバティブ取引は含み損益があれば申告が必要で、株などは不要と言う認識で良いんですよね?(一応、再確認させてください)

【経理上は含み損益を抱えたまま翌期に持ち越すことができません。 】

値洗い形式を崩さないGFTが本当の姿ですけど、建値が変らない日本の業者の方が個人投資家にはありがたいです。

女に生れて来たからには!!

誰にも言えない秘密があります。実はとってもHなんです、せっかく女として生まれたからにはアブノーマルな世界に飛び込んでみたいです☆普段では考えられないプレイを思う存分楽しみ、経験したいんです♪快楽に溺れさせてくれませんか?一緒に感じ合いましょう!!都合はつくのですぐに時間を合わせられます。18歳よりも上の方がいいです!! quietness@docomo.ne.jp

No title

本日は風邪気味のため応援のみです。

No title

応援です!ぽち

No title

応援のポチです!

No title

ねむゴンさん
おはようございます。

法人の場合、申告は年に一度必ず行います。
デリバティブ取引の建て玉が期末に残っている場合、それを決済したものとして損益を計算します。
もし、含み益があれば、当期の決算に利益として計上しなければならず、課税されるわけです。
株は、購入時の価格で持ち続けることができますので、含み益状態では、利益を計上して、課税されるkとはありません。

WINさん
masaruさん

いつも応援ありがとうございます。
プロフィール

saitodon

Author:saitodon
めざせ!投資生活へようこそ。
職業 会計士
年齢 40代
性別 男
居住地 関西
ランキングの応援よろしくお願い致します。↓

Lc.ツリーリンク
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
証券口座
225先物・商品先物
CFD口座
クリック365・大証FX
 「為替-オンライントレード-INV@ST」
口座開設2
口座開設3
口座開設4
口座開設5
FX取引
比較サイト
アフェリエイトサイト
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。