スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

論理矛盾をきたせば、いつかは破綻する

 子供手当ての満額支給がなくなるようです。残念です。いろいろと批判のあった政策ですが、民主党の公約の中では、最も的を得た政策と思っていただけに残念です。

 日本の財政支出の中で年金と医療は大きな割合を占めています。これらの制度は、世代間扶養によって支えられています。要するに現役世代が老人を支えるという構図です。

 これらの制度は、制度設計そのもに論理矛盾があります。具体的には、私たちが、保険料を支払っておけば、私たちが、将来年金を受取ったり、医療を安い価格で受けられるということです。

 保険料を払ったのだから当然!と思われる方も多いと思いますが、よ~く考えてください。これらの制度は世代間扶養が前提です。すなわち、現役世代である私たちが支払った保険料は、引退した老人のための保険料であって、自身の保険料ではないということです。別の言い方をすれば、自分が支払人で、自分の両親が受取人かつ被保険者の年金や医療保険をかけてあげているようなものです(税務で言えば贈与です)。両親のためにかけたのだから、年金保険が満期になったとしても、受取るのは両親であって、自分ではない訳です。自分が保険金を受取るためには、自分の子供が自分のために保険をかけてくれる必要があります。
 すなわち、自分が保険料を支払っても年金等を受取る権利はなく、自分の子供が自分のために保険料を払ってくれてはじめて年金等を受取る権利が発生するのが論理的帰結ですが、現実はそのようになっていません。
 自分のために保険料を払ってくれる子供がいないのに、自分が保険金を受取れば、いつかは制度破綻するのは目に見えています。

 この制度を維持していくためには、論理矛盾を解消する必要があります。では、どうするのか?

 現役世代が保険料を引退世代のために支払うことが前提とすれば、

 子供がいない、すなわち、自分のために保険料を払ってくれる人がいない人は、別途、自分のための年金と医療のための保険料を支払う。
 これが筋ですが、これをやると子供のいない人は、引退世代を扶養するための保険料すら支払わないでしょう。

 そこで、代替案として、全体的に増税をして、その増収分で、将来の保険料を負担してくれる子供を持つ家庭に対して、保険料相当額を支給する。
 これによって、子供のいる人といない人が平等に保険料を負担することになります。

 このような意味において、子供手当ては優れた政策だと思っていたのですが残念です。

 いろいろと書きましたが、子供がいない人(=子育てにお金を使っていない+(子供が)自分のために保険料を支払っていない)が、子供がいる人(=子育てにお金を使っている+子供が自分のために保険料を支払っている)と同じ保険金を受取れるのは、世代間扶養という考え方からは、どう見てもおかしいでしょう。

 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

||ポン・ドカン|| です!

こんばんわ~(。・_・。)ノ
ポン円1時間足ではドル高になりそーな
チャートパターンになってきやした~
でも、ダマシかも。。。

No title

世代間扶養と言う考えを肯定する人も否定する人もいるでしょうね。

私はまず財源があるかどうかの一点です。

増税ありなら肯定できます。

No title

私は全く同じ考えです
日本の将来を担う子供たちを育てる負担はある程度社会全体で見る必要があるとおもいます
あとは、少しずつ世代間扶養の流れを変えていくのもいい手だとおもいます

||ポン・ドカン|| です!

おはようございます!
今日で今週も終わりっす。
お互い頑張りましょ(。・_・。)ノ

No title

ポン・ドカンさん
ダマシは付き物です

masaruさん
世代間扶養は詐欺に近いです

WINさん
世代間扶養方式は早く辞める必要があります

ポン・ドカンさん
頑張りましょう!
プロフィール

saitodon

Author:saitodon
めざせ!投資生活へようこそ。
職業 会計士
年齢 40代
性別 男
居住地 関西
ランキングの応援よろしくお願い致します。↓

Lc.ツリーリンク
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
証券口座
225先物・商品先物
CFD口座
クリック365・大証FX
 「為替-オンライントレード-INV@ST」
口座開設2
口座開設3
口座開設4
口座開設5
FX取引
比較サイト
アフェリエイトサイト
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。